こちらのWebページを参考にさせていただきました。
ESP32(ESP-WROOM-32)でLチカ (WindowsでESP-IDF使用)
メーカの公式のやり方はこちらですね
https://github.com/espressif/esp-idf
↑からたどれるWindows Setup Guideに記載があります。
では、セットアップしていきます。
まずはToolchainをダウンロードしてきます。
https://dl.espressif.com/dl/esp32_win32_msys2_environment_and_toolchain-20180110.zip
公式ガイドではCドライブ直下に置くようになっていますが、好きなところに解凍してもらえればOKです。
次に、MSYS32 terminalという bash shell環境を使います。
最初はBash on Ubuntu on Windowsでもできるかなーと思ってやってみましたが、うまくいきませんでした。(でもできるはず?)
解凍するとmsys32というフォルダができていると思うので、フォルダ内にある
msys32.exeを実行します。
次に、esp-idfをダウンロードします。
公式にあるようにgitコマンドを使用してもいいですが、ブラウザでgithubにアクセスし、zipファイルをダウンロードしてきてもかまいません。
私は後者としました。
https://github.com/espressif/esp-idf
にアクセスし、 画面右にあるClone or downloadをクリックしてzipファイルとしてダウンロードします。
次に、パスを通します。
先ほどのmsys32のフォルダにある/etc/profile.dの下に適当なファイル名の.sh拡張ファイルを作り、そのファイルの中にexport IDF_PATH="esp-idfのパス"とだけ書きます。
これでパスが通るので、いったんmsys32.exeを閉じて再起動しておきます。
これで準備は整いました。
開発は基本的にサンプルを改変していきます。
サンプルはesp-id/examplesにあるので、適当にフォルダごとコピーしてきます。
あとはmsys32でそのフォルダに入り、
make menuconfig
と打てば下記のようにプロジェクトのコンフィグ画面が出てきます。
クロックの周波数などの設定をすることができます。
今回はシリアルからプログラムを書き込むので、最低限シリアルの設定が必要になります。
Serial flasher config -> Default serial port で設定します。(私の環境ではCOM3でした。デバイスマネージャなどで確認してください)
コンフィグができたら一度makeしてみます。
make
これでプロジェクトをビルドしてくれます。
最初はかなり時間がかかります。(私の環境では15分くらいでした...)
のんびりコーヒーでも飲みながら待ちましょう。
あとはESPマイコンとUSB-シリアル変換アダプタで接続し、
書き込みモードでリセットをかけます。
IO0をLにしたままリセットで書き込みモードになります。
用意ができたら
make flash
で書き込みます。
駆け足でしたが、とりあえず最低限の環境が整いました。
ただし、このままでは開発しづらいので、Eclipseを使用したいと思います。
それについては次回以降でノシ
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