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2026年7月30日木曜日

FDK HY0020で遊んでみる(その1 環境構築編)

秋月電子で面白そうなモジュールの取り扱いが始まったので、早速買ってみました。

FDK製 BLEモジュール HY0020 ブートローダ書き込み済み

https://akizukidenshi.com/catalog/g/g131343/



DIP化キットもあります。

https://akizukidenshi.com/catalog/g/g131342

特徴

超小型のBLE(Bluetooth Low Energy)モジュールです。
外形は 3.5 x 10 x 1 mm と指先に乗る大きさです。
この大きさでBLE用のアンテナや通信用の回路、MPU(Nordic nRF52832) 動作させるための高効率DC-DCコンバータおよびLDO、発振器(32MHz/32.678kHz)まで搭載しています。
要はBLEモジュールなわけですが、必要な周辺部品がかなり少なく、ほぼ電源だけで動作させることができます。

超小型なBLE搭載マイコンボードといっても過言ではないでしょう。

こんな面白そうなもの、触ってみないわけにはいかないですよね!
秋月のマニュアルを参考に早速遊んでみます。

ハードウェア結線

秋月で扱っているものはAdafruit nRF52というブートローダが書き込まれているので、専用のデバッガがなくとも、シリアル通信経由で書き込むことが可能です。

配線は以下のようにします。DTRがない場合はGNDに接続できるようにしておきます。
(起動時にDFUをGNDに接続した状態で起動するとDFUモードに入り、書き込みができるようになります。)


USBシリアル変換側HY0020モジュール側備考
VCC (3.3V)VDD絶対に5Vを入力しないでください
GNDGND
TXD (送信)RXD (受信)クロス接続
RXD (受信)TXD (送信)クロス接続
DTRDFU 0.1µFのコンデンサを直列に挟んで接続する




DIP化モジュールのピン配置は上記の通り。わかりやすく配線されています。

開発環境の構築

今回は、Arduino環境でサンプルスケッチを動かすところまでやってみようと思います。

ボードマネージャURLの追加

Preferences / 環境設定
ファイル > 環境設定 (macOSの場合は Arduino IDE > Settings...)を開き、「追加のボードマネージャのURL」に以下を追加してOKを押します。
https://adafruit.github.io/arduino-board-index/package_adafruit_index.json



すでにURLが入っている場合は、「,」を入れてその後にURLを入れるようにしてください。

Adafruit nRF52パッケージのインストール

ボードマネージャ
ツール > ボード > ボードマネージャ を開き、検索窓に「nRF52」と入力します。
リストから Adafruit nRF52 by Adafruit を見つけてインストールする。



ターゲットボードとポートの選択

ベースモデルとしてFeatherを使用

ツール > ボード から Adafruit Feather nRF52832 を選択します。


続いて ツール > シリアルポート から、接続したUSBシリアル変換モジュールのポート (WindowsならCOM番号、Macなら /dev/cu.usbserial-xxxなど)を選択します。



プログラムのコンパイルと書き込み

適当なサンプルスケッチを書き込んで動作確認をしてみます。
今回は下記のLチカのプログラムを書き込んでみます。
ファイル > スケッチ例 > Adafruit Bruefruit nRF52 Libraries > Hardware > blinky



DFUピンをGNDに落とした状態で電源を投入します。
マイコンボードに書き込む(→ボタン)を押します。
自動的にシリアル経由で書き込みが行われます。


書き込み完了!

これで書き込みまでできましたので、次回はBluetoothを使ってみようと思います。