いろいろありましてバタバタしてブログを更新することができませんでした。
そんな中、インターネット回線完備の物件へ引っ越しました。これまではDDNSで自宅へアクセスできていたのですが、管理会社のルータを挟むことになったのでこれまでの方法では自宅へアクセスできなくなってしまいました。
また、引っ越しに伴い通勤で電車に乗っている時間が長くなりましたので通勤時間で自宅のPCにアクセスしていろいろ作業したいなと思っていました。(ノートパソコンではFPGAの開発はつらい...)
上記のような背景があり、VPSと自宅のサーバ(Raspberry Pi)を使って自宅のネットワークにアクセスできるようにしてみました。
■方法について考える
こちらの方を参考にさせていただきました。VPSでSoftEther VPNを使って自宅LANに外部から接続する
自宅のネットワークから外へは出ていけますので、自宅のサーバを使って外部のVPSへVPNを張ります。さらに外出先からVPSへVPN接続し、外出先から自宅へとアクセスします。イメージとしては下記のとおりです。
VPNの仮想HUBと物理的なネットワークインターフェース(上図だとeth0)をブリッジすることで自宅ネットワークをVPNの仮想HUBに接続します。
VPNの仮想ハブは通常のスイッチングハブと同様に扱える(はず)なので、外部からこれにVPN接続することで自宅のセグメントへ組み込まれます。
自宅ネットワーク内にDHCPサーバがあるので、VPN Clientに自動的にIPが割り当てられます。(192.168.0.xx)