最近遊んでいるAlteraのFPGA MAX10にはADCが搭載されているモデルがありますが、DACは搭載されていません。
マイコンやFPGAで実装するDACとしてよく使われる方式としてPWM方式がありますが、今回は将来的なADCへの応用も考えΔΣ方式としてみました。
実装したΔΣ型DACの構成
構成としては非常に簡単です。
誤差フィードバック構造と呼ばれる構成で、MSB以外のデータを誤差として入力にフィードバックする形となっています。
図中の遅延素子(Z^-1)は単なるDFFとしています。
FPGA上に実装したΔΣ変調器の出力は高い周波数成分を含むものになるため、外部にLPFを接続してアナログ信号を取り出します。